そろそろ
昨日は、父のニ七日忌(ふたなぬか)でした。
父の霊前に、小学校卒業した息子と甥っ子の卒業証書と写真が置いてありました。
その後ろに、葬儀の際、息子が父にあてた手紙もありました。
そこには、
じいちゃんへ
じいちゃん、まだスズキ釣っとらんとに何で
もう逝くとよ。
スズキば釣るとの話ば、楽しそうに話しよったとに。
何で、きつかったらきつかって言ってくれんと。
ちょっとは、皆に心配かけてもよかったとに。
もう、おらんごてなったら大好きな釣りに行けんごてなるたい。
今から卒業式、入学式もあったとに。
いつも、行った時は僕達の心配ばかりしてくれてありがとう。
中学校で勉強頑張って、高校に行けるように頑張るけん。
これからは、じいちゃんの代わりに僕達が、ばあちゃんの
手伝いば、していくけん、じいちゃんはあっちで
ゆっくり過ごしとってよかよ。
いつもありがとう。
と書いてありました。
上手な綺麗な文章ではありませんが、親バカと言われるかもしれませんが
文章下手くそですが息子の気持ちが伝わる手紙でした。
葬儀の時は悲しみのみでしたが、昨日読んだ時は
子供でも、悲しみ乗り越えて、頑張らないといけないと
思ってるのに、悲しんでばかりいる自分が恥ずかしくなりました。
これから、少しずつでも前を、上を向いて歩いて行こうと思います。
一個人宅で起きた不幸と震災は事情等違いすぎますが、
日本も、個人・仲間・家族・皆で一歩一歩、進んで行きましょう。
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